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『新・日本の美意識』
【特別展】白洲 正子ときもの


プレミアムビューティー

  • 更新日: 2017/9/27
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■阪急うめだ本店
◎2017年9月27日(水)~10月9日(月・祝)
◎9階 阪急うめだギャラリー


紬金摺箔 吹き寄せ文着物
高台寺文帯


日本の美に造詣が深く、88年の生涯を通じ、独自の美意識を貫いた随筆家・白洲 正子(1910-1998)。
正子が美を語る上で欠かせない対象であり、取材や著作において多くの言葉を残したもののひとつが着物。
愛した着物の魅力を紹介する【特別展】「白洲 正子ときもの」が阪急うめだギャラリーで開催されています。


立花 長子の型染による羽織をまとう白洲 正子

樺山伯爵の次女として生まれ、幼少より能の世界に触れて育った正子。
14歳でアメリカに留学し、帰国後、白洲 次郎と結婚。
戦後は小林 秀雄、青山 二郎らとの交流を通じて文学、骨董の世界に踏み込んでいきました。
『能面』『かくれ里』などの著書で知られ、生涯を通じて、権威や世評にとらわれない独自の美の世界を求め続けました。


菊牡丹梅立桶文打掛
(樺山 常子 所用) 江戸時代


着物好きな母の影響で幼い頃から着物に親しみ自ら染織工芸の店「こうげい」を開いて美しい着物を世に広めた正子。



「どんな豪華な衣装でもぴったり身について、ふだん着のように見えればしめたもの。そういうことを“着こなし”というのです」
(『きもの美』「きものを選ぶ眼」より)


織:柳 悦博 染:古澤 万千子
「梅二月」
柳 悦博
刺子織帯 1965年


「彼女の染めものが美しいのは、その方法がまったく独自のものだからである。型紙も自分で彫るし、むろん絞りも自分でくくる。あらかじめ下絵を描くこともせず、いきなり白生地に向って、仕事をしながら造って行くのが彼女のやり方で、すべて即興で行っているといっても過言ではない。(中略)その度ごとに新しく生まれるのが彼女の作品で、そういう(古澤)万千子さんは、工芸作家というよりも、むしろ詩人と呼ぶべきだろう」
(『日本のたくみ』1981年より)



白洲 次郎・正子夫妻が過ごした茅葺きの家は武蔵と相模の境にあり、無愛想とかけて「武相荘」と名づけられました。
会場では白洲邸武相荘の書斎で愛用した品々も展観。
正子の息づかいが身近に感じられるような空間がしつらえられています。



季節ごとのきものや和装小物とともに、正子が日常に用いた器や掛軸など、生涯を過ごした武相荘での暮らしぶりが偲ばれます。


『白洲正子のおしゃれ―心を磨く88の言葉』
著/白洲 正子 牧山 桂子
1,620円 新潮社刊


会場では開催記念の新刊書籍『白洲正子のおしゃれ―心を磨く88の言葉』をはじめ、展覧会限定グッズや関連書籍、武相荘オリジナル雑貨などの販売も。



「不完全なものの美しさ、やつれの味、そうしたものが日本の美しさといえるかもしれません」
(『きもの美』 「選ぶ眼・着る心」1962年より)

没後約20年の年月を経ても今なお色褪せることのない、正子の研ぎ澄まされた美意識が凝縮する“きもの”の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■【特別展】白洲 正子ときもの
◎2017年9月27日(水)~10月9日(月・祝)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
※最終日は午後6時閉場
※閉場30分前までにご入場ください
◎入場料:一般 800円、大学・高校・中学生 600円、小学生以下無料
※阪急阪神お得意様カード、各種ペルソナカード、エメラルドSTACIAカードのご呈示で、ご本人様に限り、入場料から100円割引
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者保健手帳)をご呈示の方、及びその介添えのために同伴者1名様まで無料。
※きものでご来場の方は入場無料。

■新・日本の美意識
◎2017年9月27日(水)~10月10日(火)
◎阪急うめだ本店 各階






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