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ミステリアスで幻想的な絵画
直感と洞察力 月舘れい作品展


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2012/11/27
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八戸市生まれの画家・月舘れい(つきだて れい)先生。
長い歴史を誇る、二科会(公益社団法人)で女性常務理事を務め、現在は名誉理事として活躍されています。

阪神梅田本店 9階 美術画廊で、11月28日(水)から開催される「月舘れい 作品展」では、作家が長年あたため続けてきた未公開作品を含め、水彩画を中心に50余点が発表されます。

「室内テーブル」(水彩10号大)

月舘作品のモチーフによく登場するのが、テーブル。
テーブルの横に立つ女性の「暗」とテーブルの上に膨らむ「明」のコントラスト。
中間色的な色合いの中に、心象風景の不思議なイメージが広がります。


「花」6号大

こちらもテーブルとおぼしき白い物体のそばに、ふわりと浮かんだピンクの花束。
あり得ない情景描写も、作者ならではの幻想的な詩情をたたえています。
見つめていると、こちらまで浮かんできそうな奇妙な感覚を覚えます。


「少女」5号大

まどろむように、目を閉じて腕を組む少女。
たゆたうような浮遊感が漂います。
うつろう時の流れに、静かに身を委ねるかのような、不思議な印象に引き付けられます。

画家の直感と洞察力を投影したかのような、卓越した描写力。
ただ自然や静物をありのままに写すという画風ではなく、心理的な心象風景が残像となって、いつまでも心の中にイメージがとどまるような、独特のリリシズムも感じられます。
ユニークで現代的な新鮮さとニュアンスにあふれるイマジネーションの世界は、月舘芸術の真骨頂。
たゆみなく長く描き続けた画家だけが持ち得る、描写を超えた画境が画面からあふれ出ていますね。


月舘れい

1921年 青森県に生まれる
1941年 女子美術専門学校洋画師範科卒業
1948年 二科展初入選(以後毎回出品)
1953年 女流画家協会展産経賞受賞
1964年 二科会会員
1979年 二科展パリ賞受賞、渡仏
1986年 青森県 褒章受章
1988年 二科会理事
1990年 二科展総理大臣賞受賞
1996年 二科会常務理事
2001年 東奥日報社東奥特別賞受賞
現在   二科会名誉理事


◎阪神梅田本店9階 阪神美術画廊
◎11月28日(水)~12月4日(火)
※催し最終日は午後5時終了

作家来場予定日
◎2012年11月28日(水)
※スケジュールの都合で変更になる場合がございます。


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