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信楽の醍醐味を味わう力強い焼〆(やきしめ)
「第5回 水垣 力 作陶展」


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2013/3/2
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自然釉の信楽の景色。
もしも昼と夜が出逢ったら、こんな風景になるのでしょうか。


信楽扁壷 横40×奥行き13×高さ17cm

作家は1964年生まれの陶芸家・水垣 力(みずがき つとむ)さん。伯父である山本貞夫氏に師事後、2000年、信楽 神山に「力窯(りきがま)」を築窯。現在、滋賀県信楽町で作陶をされています。良質な信楽土を用い、1,300℃の高温でじっくりと焼き上げられた土肌は独特の窯変が魅力です。



信楽大壷 径48×高さ58cm

堂々とした大壷。底部が極端にキュッと小さくなっています。水垣さんにおうかがいすると、「こういう造形が僕は好きなのです。鎌倉時代の大壷の形を踏襲しています」とのこと。赤褐色の肌と赤松の灰が溶けたビードロの青緑は、信楽の醍醐味を堪能させてくれます。



2005年、大徳寺瑞峯院 前田昌道住職に指導を賜った水垣さん。茶碗、水指をはじめ味わい深い茶道具も並びます。抹茶を点ててみたくなります。


手桶(黒)

こちらの手桶は水仙などを活けるとぴったりですね。花が生き生きと映えます。


手付花入

「窯詰めの時が一番大事です。真っ黒に焼けてしまわないように窯詰めには細心の注意を払います。“焼き”は窯詰めで、コントロールできます」と力強くおっしゃる水垣さん。作品はほぼイメージ通りに焼き上がるとのこと。驚きです。



飽きずに長く使えそうな焼〆(やきしめ)は、やはり焼き物の原点。使い込むと、緋色を中心に色合いが変わり、自然なぬくもりが楽しめそうです。



高級懐石料理店でも使われている水垣さんの器。手びねりで作られる鮑の向付は、料理の美しさを引き立ててくれます。
洗練された造形と、あたたかい風合いの器は、力強い暮らしの味方。末永く愛用できそうです。

■第5回 水垣 力 作陶展 (展示即売)
◎阪神梅田本店 9階 美術画廊
◎2013年3月5日(火)
※催し最終日は午後5時終了
※水垣氏は連日来廊の予定です。



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