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篠田 桃紅展「人生は一本の線」
日本が世界に誇る女性美術家の今


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2016/10/4
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■阪急うめだ本店



数え年、104歳。
日本が世界に誇る女性美術家、篠田 桃紅(しのだ とうこう、1913-)さん。
今も日々硯に向かい、墨と語らい、書から墨を自由に解放した抽象作品を描き、第一線で活躍。
そんな桃紅さんの今年制作されたばかりの最新作をはじめとする作品、写真などとともに、百年あまりの人生の一本の線をたどる展覧会が阪急うめだギャラリーで開催されています。


「ちはやぶる」 2016年
墨、朱墨/プラチナ箔
170.5×45cm 9,180,000円


ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ
からくれないに みずくくるとは

千者やぶる 閑三与も幾か寸 龍田川
からく連奈為尓 水くく流登八

   ― 在原 業平 朝臣『古今集』秋


「不二」 2016年
墨/紙本 52.5×32.9cm 
1,944,000円


画家・岡田 謙三は「不二には一切がある」といい、詩人・草野 心平は「ふじが美しいのは、頂きに氷、底に火、その両極を持っているからだ」と富士山を評した二人。
桃紅さんには山中湖に富士を大きく眼前にする別邸があり、「毎夏、山中湖で富士の力をいただくたび、生まれ変わるような気がする」という。


「御風」 2016年
墨/紙本 
62×25cm 1,944,000円


○○風、という言葉があるように、御=あなたの、風=流儀、スタイル、という意味の「御風」。


「古今未」 2016年
墨、金泥、彩墨、、胡粉/紙本
30×55cm 2,376,000円


「宗端渓のシンプルな形状の二尺と一尺くらいの大きな硯に、毎日自分で一合ほどの水を注ぎ、磨(す)る」。
「私もまた耕すことができる。私もまた耕さなければならない」。


「JOURNEY」
リトグラフ・手彩
72×53cm
486,000円


「大人の力でごしごしと磨(す)る墨色もだめ。だからといって非力な子供でもだめ。ちょうど12、3歳くらいの子供の磨る墨色が良いと、墨童と呼ばれる子供たちを雇っていた人がいたり、西湖のどこそこの岸から汲んできた水が良いのだ、とか、昔の人は、気の遠くなるほどに墨の色に凝ったものですね」。



桃紅さんの制作現場のアトリエを紹介する、会場の第三章「自分が立ちうる場所に感謝する」。



会場の第四章、「昔のことも、昨日のことのよう」では、モダニズム建築と歩んだ桃紅作品と建築空間を紹介。


篠田 桃紅 著『人生は一本の線』
幻冬社 1,404円


「私の引いた一本の線は言い訳ができない。
逃げも隠れも一切できない。
どこにも、誰にも、責任をなすりつけることができない。
一本の線は、私と一体になっている。私そのもの。
あなたの人生も、一本の線」  ― 著書『人生は一本の線』より

■篠田 桃紅展 人生は一本の線
<入場有料>
◎9月28日(水)~10月10日(月・祝)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
※催し最終日は午後6時閉場 閉場30分前までにご入場ください。
◎入場料:大人800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
阪急阪神お得意様カード、ペルソナカード、エメラルドSTACIAカードのご呈示で、ご本人様に限り、入場料から100円割引
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者保健手帳)をご呈示の方、及びその介添えのために同伴者1名様まで無料。



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