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「永仁の壺事件の真実」が今明かされる?!
女優 竹下景子さんと陶芸家 岡部嶺男先生 息女 岡部美喜さんによるトークショーが阪急うめだホールで開催


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  • 更新日: 2013/8/12
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■阪急うめだ本店


岡部 嶺男 氏

大正8(1919)年、愛知県瀬戸市窯神山に陶芸家・加藤唐九郎(かとう とうくろう・1897-1985)氏の長男として生まれた陶芸家・岡部嶺男(おかべ みねお・1919-1990)氏。
70歳で亡くなるまで、青瓷に没頭し、誰もつくり出す事ができなかった窯変米色瓷を完成させ、「鬼才の陶芸家」と評される輝かしい軌跡を美術界に残しました。


灰釉昭和銘瓶 21.4×28.5cm 昭和35(1960)年

皆さんは、「永仁の壺事件」をご存知でしょうか。
1959年、「永仁二年」(1294年)の銘を持つ瓶子(へいし=酒器、壺)が、鎌倉時代の古瀬戸の傑作として国の重要無形文化財に指定されます。しかしその直後から、贋作疑惑が浮上。二年後、重要文化財の指定は解除となります。
指定に際して、国際的な陶磁研究の第一人者で、文部技官・文化財専門審議会委員であった小山冨士夫(こやま ふじお)氏は引責辞任。美術史学界、古美術界、文化財保護行政を巻き込むスキャンダルとなりました。
瓶子は加藤唐九郎氏の作であったということで決着しましたが、長男・嶺男氏、次男・重高氏、弟・武一氏などとする異説もあり、事件の真相についてはなお謎の部分が残されているといわれています。

嶺男氏は、瓶子は10代の自作の作品群のひとつであり、土も釉薬も窯も窯焚きも自分の独特の技法で、鎌倉時代の作ではないことを告白しています。
さらに、この発言が真実であることを証明するために、10代の時と同じ技法で瓶子を制作しました。
「灰釉昭和銘瓶」は小山冨士夫氏に捧げた瓶子で、「捧 小山冨士夫先生 三州猿投住 加藤嶺男 昭和五年十月日」と銘が入り、昭和の作であることを伝えています。

8月21日(水)から阪急うめだギャラリーで始まる「土を宝石に変えた鬼才の陶芸家 岡部嶺男展」。
展覧会に際し、 「永仁の壺事件の真実」と題したトークショーが8月23日(金)、阪急うめだホールで開催されます。
今は亡き岡部嶺男氏のご息女 岡部美喜さんと、美喜さんの友人でもある女優 竹下景子さんが、約1時間に渡り、永仁の壺事件の真実に迫ります!

■土を宝石に変えた鬼才の陶芸家 岡部嶺男展(展示+販売)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
◎2013年8月21日(水)~8月26日(月) ※催し最終日は午後6時終了
※入場無料

◆トークショー 「永仁の壺事件の真実」
女優 竹下景子さんと岡部嶺男先生息女 岡部美喜さんによるトークショーを開催。
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだホール
◎2013年8月23日(金)午後1時~2時
◎参加費: 2,000円 ※お支払いは当日会場にて。
◎定員: 300名 ※定員になり次第締め切らせていただきます。
※お申込み・お問合わせは、阪急うめだ本店 7階 美術まで。電話06-6361-1381(代表)


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