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光を透過する淡彩画のように涼やかな ホンムラ モトゾウさんの鋳造ガラス


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  • 更新日: 2013/8/18
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■阪急うめだ本店


「芭蕉図」

見事な花と実をつける芭蕉(ばしょう)。
それを眺める一匹の蛙(かえる)。
淡く透き通るガラスに描かれた風景は、詩情あふれる一幅の絵画のようです。


ホンムラ モトゾウさん

鋳造ガラスの作者は、1957年、東京生まれのガラス工芸作家、ホンムラ モトゾウさん。
日本ガラス工芸協会理事、近畿大学文芸学部芸術学科教授も務められている、ホンムラさんの展覧会が今、阪急うめだ本店の美術画廊で開かれています。

「絵画性を重視して制作しました。ガラスを使った絵画の世界を表現したいのです。動植物や日本の四季などを題材にデッサンをし、粘土で石膏型を作り、原画の構想に合わせて、石膏に直接彫刻します。石膏から取り出したガラスを磨いて仕上げていきます」とおっしゃるホンムラさん。


「古代魚柄硝子皿」(径40.5×高さ5cm)

アロワナやピラルクなど、巨大な古代魚たちが円を描くように連なり合うガラス皿。
細かい魚のうろこまで鮮明に描かれ、デッサン力のすごさが際立ちます。


「海乃幸柄硝子大皿」(幅90×奥行き46×高さ8cm)

古代魚に加え、鯛やヒラメ、タコや海老、カニなど、折り重なるように描かれたたくさんの海の生き物たち。

「制作に際して、デッサンは克明に描きます。絵だけで何週間もかかることがあります。絵が勝負どころですね」とホンムラさん。


「古代の壷」

ガラスの内側に模様がある、中子(なかご)のガラスは、丹念に磨かれることでレリーフの美しさが、さらに浮き上がっています。
絵の具のように色を混ぜて作らない造形だからこそ成し得る清澄な透明感。
光を透過した淡彩画のようなガラス造形は、研ぎ澄まされた清涼感を運んできてくれます。

■第6回 ホンムラ モトゾウ ガラス造形展 <展示販売>
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2013年8月20日(火)まで ※催し最終日は午後6時終了

◆ホンムラ モトゾウ ギャラリートーク
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2013年8月18日(日)午後2時から



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