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自然の恵みと尊い手仕事が生む優しい布
「中川原哲治・惠子 染織布展 ~家業伝承の技とバリでの創作~」


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  • 更新日: 2013/9/18
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■阪急うめだ本店


絹真綿 草木染手紡ぎ 乱絣織布 200×80cm

繭を育て、丁寧に手で糸を紡ぎ、山を散策して集められた草木で染色され、さらには昭和30年代の面影を残す「力織機(りきしょっき)」で織られる布たち。
自然の恵みと尊い手仕事が凝縮した布は、いとおしい程の美しさです!



東京 八王子、山梨 山まゆの里、さらにはインドネシア バリ島をベースに創作活動をする中川原哲治・惠子ご夫妻の染織布展が阪急うめだ本店「アートステージ」で開かれています。


中川原哲治・惠子 ご夫妻

明治27年創業の機織り屋さんの四代目である中川原夫妻。
近年、東南アジアへの創作ネットワークを広げながら、地域農業との関わりを深めることにより、新しい暮らしの道具としての布作りを続けられています。
展覧会場では、いつも通り、仲睦まじいお二人の姿が。


からみ織り布 200×80cm 

真綿の乱絣の紡ぎ糸で織り上げられた『からみ織り布』。
虹色に輝く見事な布には、70~80色もの色が組み合わされています。
「その季節、その季節の色を入れて作っています」と惠子さん。


アタカス蚕 天蚕 タピストリ(部分)

「アタカス蚕」という聞き慣れない、バリ島の茶色い巨大な繭。
「アボカドを食べて育つ繭ですよ」と教えてくださる惠子さん。
「まったく染めずに、撚りも入れず、ふわふわの繭から作ります。変わり織りという複雑な織物で、素材の素朴さを出しています。アタカス蚕は最近の新しい取り組みなんです」

惠子さんが私の肩にかけてくださったアタカス蚕のストールは、驚くほど柔らかく、ふんわりした風合い。
自然の恵みが生む優しい布に包まれる幸せと言ったら!

自然と向き合い、養蚕から始める日々の営みの中で生まれ、120年続く家業伝承の染織の技を現代に生かした布。
伝統の技に新たな感性が織り込まれたご夫妻の創作の布には、日本とバリの味わい深い融合が感じられました。

■中川原哲治・惠子 染織布展 ~家業伝承の技とパリでの創作~ <展示販売>
◎阪急うめだ本店 9階 アートステージ
◎2013年9月24日(火)まで ※催し最終日は午後6時終了

 ◆中川原哲治・惠子 ギャラリートーク&ワークショップ
 ・ギャラリートーク 各日 午後2時から約30分
  9月18日(水) 「いただく命・養蚕へのこだわり」
  9月21日(土) 「織の技 織る人の思い」
  9月22日(日) 「ストールの素敵な巻き方」講習会
  9月23日(月・祝) 「糸作りから始まる染色のこだわり」

 ・ワークショップ 各日午後2時から約1時間
  9月19日(木)・20日(金) はじめての体験「手を使ってまわた紡ぎの糸作り講習会」
  ※参加費 無料、定員10名様、お申し込みは「アートステージ」係員まで

左)まわた手紡ぎ からみ織り布 200×80cm
右)染色まわたからみ織り布 200×80cm


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