ライフスタイルニュース

アートのある暮らし

世界屈指の北澤コレクション
フランス近代ガラスの精華 ガレとドーム 四季の花


私の好きなアーティスト

  • 更新日: 2013/12/19
  •  
  •   mixiチェック

■阪急うめだ本店

19世紀末ヨーロッパを中心に一世を風靡した国際的な芸術潮流「アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)」。
その流れを代表する工芸家が、エミール・ガレ(Émile Gallé 1846-1904)と、その良きライバル、ドーム兄弟(Auguste Daum 1853-1909、Antonin Daum 1864-1930)です。
世界屈指のアール・ヌーヴォー・コレクションを誇る北澤美術館(長野県諏訪市)が所蔵するガレとドームの秀作コレクションの展示が阪急うめだギャラリーで開催されています。


エミール・ガレ 「フランスの薔薇文花器」 1901-1904年

フランスの古都ナンシーで生まれたガレは詩や音楽、植物学にも通じ、重厚な作品を世に送り出し、1889年と1900年のパリ万博でグランプリを受賞しています。

普仏戦争(1870-1871)の敗北でフランスはアルザスとロレーヌの一部をドイツに割譲。
赤い野バラをモチーフにした「フランスの薔薇」シリーズには、ガレの祖国への想いが込められています。
茎に生えた産毛が、まるで鋭いトゲのように表現されていますね。


ドーム 
左)「蘭に蜘蛛の巣文卵形花器(野生ラン・オフリス)」1905年頃
中)「蘭に蜘蛛の巣文花器(野生ラン・オフリス)」1905年頃
右)「蘭に蜘蛛の巣文花器(野生ラン・オフリス)」1905年頃

19世紀ヨーロッパにはそれまで知られていなかった異国の花がたくさん移入され、なかでも蘭は高い関心を集めました。
作品に描かれている「オフリス」は、雌蜂の姿をした花びらで雄蜂を引き寄せて受粉を行う珍しい性質を持つ、擬態蘭です。
マーブルガラスに、エッチングやエナメル彩などの繊細な加飾が施されています。



あでやかな色彩をまとい、神秘的なたたずまいを見せるガレ。
愛らしくも細やかに清新な美しさのドーム。
フランス近代ガラス工芸の精華を通し、ガラスに花咲く美の饗宴が堪能できます。

■北澤美術館所蔵 ガラス・コレクション ガレとドーム ~四季の花~
  エミール・ガレ没後110年記念 <展示・有料催事>
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
◎2013年12月29日(日)まで ※催し最終日は午後6時閉場、入場は閉場の30分前まで
◎入場料:一般800円 大学生・高校生600円 中学生以下無料
阪急阪神お得意様カード・ペルソナカード・阪神エメラルドカード・エメラルドスタシアカードのご呈示で、ご本人様に限り、入場料から200円割引

■魅惑の煌めき アール・ヌーヴォー ガラスの世界展 <展示販売・入場無料>
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2013年12月29日(日)まで ※催し最終日は午後6時閉場

◆山根 郁信 氏(ガレ研究家)ギャラリートーク
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2013年12月20日(金)午後2時~(約45分) 


※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。

  • 最新記事へ
番組一覧ページへ戻る

この番組のアクセスランキング

(2020/09/26更新)