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伝統と革新に遊び心を織り交ぜた斬新な現代アート
「Re:fine 山本太郎・宮川真一 ニッポン画/陶二人展」


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2013/2/1
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琳派の掛軸? と思いきや、画面には、ちょっとひょうきんな、あひるさん? 


山本太郎「杜若家鴨図」 2011年(縦40.9×横52.5cm) 絹本金地着色 (※作品の一部です)

作者は“ニッポン画家”の山本太郎(やまもと たろう)さん。

山本太郎さん

日本画ならぬ古典と現代が混在する“ニッポン画”を描く山本さん。1974年熊本県生まれ。京都造形芸術大学美術学科日本画コース卒業。1999年から提唱されている“ニッポン画”とは、山本さんによれば、一、現在の日本の状況を端的に表現する、一、ニッポン独自の笑である「諧謔」を持った、ニッポンに昔から伝わる絵画技法によって描く絵画、だそう。

一方、モダンなテーストの端正ながら、かわいらしい陶作品も。


宮川真一「クッキー皿」2012年(縦22×横22×高さ3cm) 陶
 「フィナンシェ蓋物」(縦10.5×横7×高さ5cm) 陶

こちらの作者は京焼の名門 真葛窯(まくずがま)に生まれた宮川真一(みやがわ しんいち)さんです。

宮川真一さん

1977年、京都府生まれの宮川真一(みやがわ しんいち)さん。2000年、ミシガン大学美術学部留学後、京都精華大学造形学陶芸コース卒業。萩焼12代 坂高麗左衛門先生に師事後、2005年に生家の真葛窯に入られました。

日本独自の諧謔を持ち、古典と現代が混在する“ニッポン画”を通して現在の視点から日本絵画を再構築する山本太郎さん。京都で六代続く真葛焼に生まれ、京焼の“写し”の世界を踏襲しつつ“焼く”という行為に注目し、パンをモチーフに作品を生み出す宮川真一さん。受け継がれる伝統に革新と洗練された遊び心を織り交ぜながら現代日本美術を切り開いている作家の二人展が阪急うめだ本店 美術画廊で開催されています。

お二人の、こんなかわいいコラボレーション作品も。

山本太郎・宮川真一「玩具の絵茶碗」2012年(口径12×高さ6.5cm) 陶

二人展のテーマは「Re:fine」(リファイン)。電子メールの返信を表す「Re:」をタイトルにあしらい、二人の対話から生まれる、伝統を見据えた現代の新しい作品が展示されています。それぞれの作品に加え、宮川さんが真葛焼や個人作家として培った技法をベースに、山本さんが新たにデザインした茶碗などのコラボレーション作品が出品されます。

古典をベースに新たな伝統ともなりうる作品を模索する二人展。お二人の挑戦がつくり上げる斬新な世界観は、楽しく、おもしろく、見どころがいっぱいです。

2月3日(日)午後には、お二人のギャラリートークも開催されるそう。漫才のように息もぴったりのお二人。仲良くネタ合わせにも余念がない様子でした。楽しみですね!

■Re:fine
山本太郎・宮川真一
ニッポン画/陶二人展
◎2013年1月30日(水)~2月5日(火)まで
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
※最終日は午後6時終了

◆山本太郎・宮川真一 ギャラリートーク
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2013年2月3日(日)午後1時30分から



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