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アズライトの深いブルーや金銀箔の色彩で彩られた夜の空間
「~夜の飾り~ 中村 英生 作品展」


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2014/4/13
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■阪急うめだ本店


「くじゃくの窓」 P6号 216,000円

1977年香川県高松市生まれの日本画家、中村 英生(なかむら ひでお)さんの展覧会が阪急うめだ本店 美術画廊で開催されています。

金属が腐食する表象としての「錆び(さび)」を中心に古びてゆく物を対象に、それを日本人特有の美意識である「わび」、「さび」の「寂(さび)」と掛け合わせて、制作を続けているとおっしゃる中村さん。
今日まで句、茶室、茶器などを媒介として表現されてきた「わび」「さび」を日本画という媒体で表現することを追求されています。


「花売りの窓」 F5号 189,000円

人の心に湧き上がる感情を窓枠に閉じ込めた「窓シリーズ」。
扇面型の半円に散りばめられた赤いポピーの花々。
花籠を背負う青い馬との対比が幻想的に描かれています。


「犬の窓」 SM 99,360円

色とりどりに咲き誇るパンジーの花を背景にゆっくり寝そべる赤い犬。
犬はパンジーに包まれる幸せな夢を見ているのでしょうか。


「青の窓」 F6号 216,000円

優雅に泳ぐ水中の魚たちが描かれた「青の窓」。
アズライトという鉱物をくだいて作られた天然岩群青の絵の具が中村さんの作品では多用されています。
絵の具の粒子の細かさで微妙に異なる色合い。美しいですね。


「Shower」 M4号 167,400円

「見る人の心を明るく照らしたい」という思いから、花火を題材として制作されている「花火シリーズ」。
金銀箔を細かくした砂子が振りまかれて表現された打ち上げ花火の「Shower」。
花火の背景に、古代魚、アロワナがゆっくりと泳ぐ夜の風景が描かれています。

すべての物質の色や質をやさしく奪っていく無作為の芸術、寂び。
アズライトの深いブルーや金銀箔の色彩で彩られた夜の空間。
「夜の飾り」に漂う、日本画の心地よく寂びた神秘的な空気感を味わってみてください。

■~夜の飾り~ 中村 英生 作品展 <展示販売>
◎阪急うめだ本店 7階 美術画廊
◎2014年4月15日(火)まで ※催し最終日は午後6時終了

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