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「相田みつを生誕90年 にんげんだもの 出版30周年記念企画展」を見に行こう!


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2015/9/30
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■阪急うめだ本店



平易な言葉で詩を詠み、独創的な書風を確立。
書の新しい世界を切り開いた、書家・詩人、相田 みつを(あいだ みつを、1924-1991)。
生誕90年、『にんげんだもの』出版30周年を記念する企画展が阪急うめだギャラリーで開催されています。


相田みつを 1986年 八幡町の旧アトリエにて
撮影:遅澤 誠


1924年、栃木県足利市生まれ。
1954年、第1回個展開催後、各地で“自分の言葉・自分の書”をテーマに作品展を開催。
1984年には後にミリオンセラーとなった『にんげんだもの』を出版。
数々の言葉が今なお多くの人の心を動かし、影響を与え続ける相田みつを。

本展では「にんげんだもの」の作品を中心に関西初公開となる、ろうけつ染め作品2点を含む、初期から晩年にいたる作品100余点が一堂に展示されています。


にんげんだもの 1980年

「父が世の中に知られるきっかけとなったのは、初めての本である『にんげんだもの』(文化出版局)の出版です。その時、父は60歳でした。書名をどうするか悩んだ父が最終的に決めたのが、この『にんげんだもの』です。たった七文字の言葉に、父のすべてがあると言っていいでしょう」 ― 相田みつを美術館館長・相田 一人(あいだ かずひと)


つまづいたって 1980年

「見る人がそれぞれ自由に受け止めることができるのが、相田みつを作品の特徴。つまづくということは何かに真剣に打ち込まないと起こりません。そういう体験があるかどうかで作品の意味合いが180度変わってくるため、背中を押してもらった、という声もあれば、おっかない、という感想もあります」 ― 相田一人


具体的に 1970年

「ともかく 具体的に動くことだね。いま、ここ、を 具体的に動く― それしかないね。具体的に動けば具体的な答えが出るから。自分の期待通りの答えが出るかどうか、それは別として、具体的に動けば、必ず具体的な答えが出るよ。そして― 動くのは自分」  ― 相田みつを


娑婆 1990年

「娑婆(しゃば)とは、この世のことです。忍土とか忍界ともいいます。それがこの現実社会だというのです。私達が毎日を生きているこの現実社会はどこへ行ってもガマンをすることばかりです。自分の思いのままになるところなど一つもありません」
「極端な言い方をすれば、人は朝から晩まで、人と人との間に立って、四方八方に気をつかいながら生きているんです。人と人との間にしか生きられないから<人間>なんですね。人間、一人では生きられないんです」  ― 相田みつを


諦観(たいかん) ろうけつ染め 1960年代中頃
関西初公開作品


「これは、父が30代から40代にかけて盛んに手掛けていたろうけつ染めです」
「父は染色の技術を本格的に学んでいます。およそ50年前に作られたものですが色褪せていません」
「“諦観”は“ていかん”とも読み、本質を見極めるという意味と、悟って超然としているという二つの意味があるようです」 ― 相田一人



妥協を許さず、「逢」など、たった一文字を書くため何百枚、何千枚と紙を使ったという、相田みつを。
「自分は書家でも詩人でもない」と公言しながら、ひたむきに創作し続けた書や詩。
まっすぐな思いがひしひしと伝わる作品群と心ゆくまで向き合ってみてはいかがでしょうか。

■相田みつを生誕90年 にんげんだもの 出版30周年記念企画展 <入場有料>
◎9月25日(金)~10月5日(月)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
※催し最終日は午後6時終了
※閉場30分前までにご入場ください
◎入場料:一般700円 大学・高校生500円 中学生以下無料
阪急阪神お得意様カード、ペルソナカード、エメラルドSTACIAカードのご呈示で、ご本人様に限り、入場料から100円割引
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者健康手帳)をご呈示の方、及びその介添えのための同伴者1名様まで無料。



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