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400年 有田の魅力展
名窯や人間国宝の作品でひもとく歴史


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2016/2/25
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■阪急うめだ本店


染付福字文天目形碗
1610~1630年代制作
佐賀県立九州陶磁文化館所蔵(柴田夫妻コレクション)


日本磁器発祥の地である佐賀県有田町。
本年2016年は「有田焼創業400年」という記念すべき年。
名窯や人間国宝の作品で有田焼400年の歴史をひもとき、現代の有田を代表する作家の最新作を紹介する展覧会が「阪急うめだギャラリー」で開催されています。


色絵獅子紗綾形文段重 1780~1820年代制作
佐賀県立九州陶磁文化館所蔵(柴田夫妻コレクション)など


会場では江戸時代から現代にいたる、いわば「各時代のヒット商品」とも言うべき約100点が特別に展示されています。

色鮮やかな色絵は食べる前から、目でも味わうごちそう。
江戸時代、重箱は屋外に持ち出して、花見の宴席などでも用いられていました。


井上 萬二
白磁朝顔形重ね鉢 648,000円


会場では人間国宝をはじめ、現代有田の名匠と言われる作家たちの秀作展も。

「形そのものが文様」。
端正でなめらか、凛としてあたたかい。
静謐で崇高な白磁の美を追究する井上萬二(いのうえ まんじ、1929-)。
1995年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。


中島 宏
青瓷水指 1,080,000円
青瓷長頸瓶 2,160,000円


「中島青瓷(なかじませいじ)」と呼ばれる独創的な青磁作品が高い評価を受ける中島 宏(なかじま ひろし、1941-)。
器を覆う細かい貫入が美しい景色を形作る澄んだ湖のような青磁。
2007年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。


十四代 今泉今右衛門
色絵墨色墨はじき 麓蓉文麒麟香炉 864,000円 など


江戸期は鍋島藩の御用赤絵師として色絵磁器を制作していた今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)。
十四代 今泉 今右衛門(1962-)は斬新な意匠と高い品格を持つ現代の色鍋島を追究し、2014年に重要無形文化財保持者に認定(人間国宝)。


十五代 酒井田柿右衛門
濁手 杜鵑草文 花器 

径13.5×高さ31cm 864,000円 など


乳白色の素地に描かれる赤絵。
1670年代に確立された「柿右衛門様式」は、当代の十五代 酒井田 柿右衛門(さかいだ かきえもん、1968-)に鮮やかに引き継がれています。


工房再現実演
上絵付け【上絵濃】
柿右衛門窯 諸隈 智子


名窯から選抜された熟練の職人や伝統工芸士らによる制作実演も連日行われています。


ヨーロッパの貴族を魅了した有田焼
テーブルコーディネート 食空間プロデューサー/日本パーティープランナー協会会長
丸山 洋子


さらに会場ではテーブルコーディネーター・丸山 洋子さんによる有田焼を使った“今様のくらし”の提案も。


王妃たちが愛したティーボウル
そして、アフタヌーンティーへ

テーブルコーディネート 食空間プロデューサー/日本パーティープランナー協会会長
丸山 洋子
フローリスト 藤原 新


400年の歴史の中で、それぞれの時代の求めに応じて人々の生活文化を彩ってきた有田焼。
歴史と時の流れを感じながら、その魅力を堪能してみてください。

■400年 有田の魅力展 <展示販売・入場無料>
◎2月24日(水)~29日(月)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー アートステージ
※催し最終日は午後6時終了

◆ギャラリートーク
◎2月27日(土)午後2時~2時30分 予定
 十五代 酒井田柿右衛門、庄村 健、辻 聡彦
◎2月28日(日)午後2時~2時30分 予定
 十四代 今泉今右衛門、馬場 九洲夫、辻 聡彦

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