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「ホキ美術館名品展」
新たなブームが高まる写実絵画


アートを楽しむ毎日

  • 更新日: 2016/11/24
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■阪急うめだ本店



世界でも珍しい写実絵画専門美術館として有数のコレクションを誇る「ホキ美術館」。
2010年11月3日に千葉市緑区にオープンして以来、全国各地はもとより海外からも多くの来館者を迎えています。
その所蔵品から、27名70点の作品を一堂に展観する展覧会、「ホキ美術館名品展」が阪急うめだギャラリーで開催されています。


生島 浩
「5:55」 2007-2010年
油彩/カンヴァス


会場では巨匠作家から次代を担う注目の若手作家まで人物、静物、風景画などさまざまな写実絵画が登場。
関西で活躍する生島 浩(いくしま ひろし)はオランダやウィーンの美術館でフェルメール作品を模写するなど、数年にわたり現地で古典技法を学び帰国。

左から光がさし込む薄明りの部屋でひとり佇むモデルの女性。
時刻は5時55分。絵のモデルが帰る時間は6時。
どこかそわそわしたモデルの一瞬の表情がとらえられた、生島の「5:55」。


小尾 修
「遠い記憶」
 2009年
油彩/カンヴァス


パリで古典技法を学んだ小尾 修(おび おさむ)の「遠い記憶」。
しどけない姿でまどろむ女性に漂う柔らかな空気感。
静かな息づかいが感じられるかのようなリアリティに満ちています。


藤原 秀一
「萩と猫」
 2009年
油彩/カンヴァス


平滑画面で細密を極める藤原 秀一(ふじわら しゅういち)。
画家の家の庭で満開になったピンク色の萩を描こうとしたところ、やってきた画家の飼い猫。
可憐な萩の花とふわふわとした毛並みの猫の対比が、のどかな秋のひとときを演出しています。


島村 信之
「日差し」
 2009年
油彩/カンヴァス


人の肌の細密な表現に定評のある、島村 信之(しまむら のぶゆき)。
南側の窓から柔らかな日差しが射し込むなか横たわる女性。
透きとおる肌の静脈、髪の毛の一本一本、ブラウスのレース模様など、細密表現が際立っています。


安田 茂美 東京藝術大学 客員教授 

展覧会初日11月23日(水・祝)には東京藝術大学 客員教授、安田 茂美 氏による作品解説が行われていました。
作品や作家にまつわる興味深いエピソードが満載で、多くの来場者が熱心に耳を傾けられていました。



キャンバスのなかで人物が、風景が、生きている。
画家が対象物と数か月、時には数年間向き合うなかで生まれる細密な写実絵画は現実以上に多くを語りかけてきて、私たちの心を揺さぶります。
画家の想いや情熱が豊かな創造力と共に表現されている写実絵画の新たなブームはますます高まりを見せています。

■ホキ美術館 名品展 <入場有料>
◎11月23日(水・祝)~12月5日(月)
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
※催し最終日は午後6時閉場 ※閉場30分前までにご入場ください

◎入場料:一般800円 大学・高校生600円 中学生以下無料
※阪急阪神お得意様カード、ペルソナカード、エメラルドSTACIAカードのご呈示で、
ご本人様に限り、入場料から100円割引
※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者保健手帳)を
ご呈示の方、及びその介添えのために同伴者1名様まで無料。



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