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日本の心を切り取る
「久保 修 切り絵の世界展 ~紙のジャポニスム 関西編~ 」


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  • 更新日: 2013/2/14
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はっと目を引く、月夜の兎。


「兎の波走り」 41.6×28.2cm 2010年

満月を背景にえいやっとばかりに波の上でジャンプする兎と荒々しい波頭の躍動感あふれるこの絵は、切り絵画家・久保修(くぼ しゅう)さんの作品。久保さんいはく、「切り絵とは、一枚の絵に描かれた絵の線を残すようにナイフを使って切り取って仕上げていく絵のこと」だそう。“波に乗る兎”って、縁起が良さそうですね。


久保修さん photo by タカオカ邦彦

久保さんの切り絵の世界を紹介する展覧会を開催中の阪急うめだギャラリーで久保さんのギャラリートークに参加しました。

阪急うめだギャラリーでギャラリートークをする久保修さん

「素材にこだわり、和紙のみならず様々な素材を作品に応じて使用する」と言う久保さん。スペインで知った絵画的なコラージュの知識も作品に取り入れられています。紙を切るという描き方を基本に、オリジナル和紙を重ね、パステルやアクリル絵の具、布、砂といった素材も使用し、質感や影などを表現。「年月はかかりましたが、独自の技法である“ミクスト・メディア(混合技法)を切り絵の中に築き上げることができました」とのこと。

今回は大阪の人には、なじみの風景も。

「新世界」 27.7×39.5cm  2010年


「船上からの風景(土佐堀川)」 34.6×41cm 2009年


「大阪城と梅」 31.4×22.2cm 2012年

思い描く色を表現するために、既成の紙ではなく、ご自身で染めた和紙を使用するというこだわり。時には和紙に洋紙を融合させて奥行きや立体感を出したり、薄い和紙を幾度にも重ね、対象物の質感をも表現しています。斬新かつ精確な構図も久保作品のみどころのひとつです。名所風景や四季折々の風物詩など作品からは力強さ、優しさがあふれています。久保修さんが切り取ったのは、日本の心だったのかもしれません。

■久保 修 切り絵の世界展 ~紙のジャポニスム 関西編~
◎阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
◎2013年2月18日(月)まで
※催し最終日は午後6時閉場、入場は閉場の30分前まで
◎入場料: 一般700円/大学生・高校生400円/中学生以下無料
阪急阪神お得意様カード、ペルソナカード、阪神エメラルドカード、エメラルドスタシアカードのご呈示でご本人様に限り200円割引。
主催: 産経新聞社
企画: imura art planning


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