ライフスタイルニュース

アートのある暮らし

夢のように幻想的な光景に包まれる
「魚谷 洋 油彩画展」


私の好きなアーティスト

  • 更新日: 2013/2/22
  •  
  •   mixiチェック

うっとりするような幻想的な絵画に出逢いました。


「ヴェルザスカの赤い薔薇」 S3号

薔薇が咲き乱れる中、跳びはねる白い犬。淡いピンクや緑のふんわりした色調。薔薇のかぐわしい香りが今にも漂ってきそうです。白昼夢のような美しい絵の中に吸い込まれそうになります。
作者は洋画家の魚谷洋(うおたに ひろし)さん。

魚谷 洋さん

1955年、島根県隠岐島生まれ、神戸在住の魚谷さん。1985年、日仏現代美術展入選。1987年、現代洋画精鋭選抜展銀賞。1991年、現代洋画精鋭選抜展第20回記念大展銀賞。スイスやマレーシアに取材旅行に訪れ、精力的に制作されています。


「Morning Glow」 特3号

「Morning Glow(モーニング グロウ)」は、マッターホルンの夜明けの神秘的な情景を描いた作品。「朝焼けでオレンジに、朱赤に、紫に染まりゆくさまを存分に眺めてきました」と魚谷さん。夜明けに刻々と移りゆく朝日の色調。霊峰と裾野に咲く高原の花々。神の使いのような、山羊。神々しさにあふれた絵です。


「Apple tree」  S3号

グラデーションがかかったような色調の美しさに魅了されます。色についてお伺いすると、「全作品を通じて使っている絵の具は6色だけです。赤、濃い青、薄い青、黄、白、茶(土色)。この6色の微妙な配合で、どんな表情も出せます」と魚谷さん。驚きです。


「Alpine Flower」 S.SM

「背景の地模様の作り方が僕の作品の一番の特長です」とのこと。絵の中によく見られる無数の小さな点は、乾く直前の絵の具を紙に吸い取らせて剥がしているのだそう。「ルーペで見ると絵の具が立っているのが分かりますよ」。

アップに寄ってみると、表面はざらっとして、エアブラシでは表現できない独特の絵肌です。


「風の王国」 特3号

アルプスの牧歌的な作品と熱帯の森シリーズは、今展のテーマ。「絵を描くことは人間が文化として長いことやってきたことです。ヨーロッパには文化の香りがします。文化の厚みが僕にとって魅力なのです。他方、熱帯のジャングルには人間の力の及ばない原始的な自然の険しさがあります。ただ不思議とヨーロッパも熱帯も自分の中ではトータルに繋がっています」と魚谷さん。

蜃気楼のように美しい夢のような光景。ベッドルームに飾ると甘い夢が見れそうな気がするのは私だけでしょうか。

■魚谷 洋 油彩画展
◎阪神梅田本店 9階 美術画廊
◎2013年2月26日(火)まで
※催し最終日は午後5時終了


※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・価格変更・終了する場合がございますのでご了承ください。

  • 最新記事へ
番組一覧ページへ戻る

この番組のアクセスランキング

(2020/05/30更新)