大阪府堺市出身。商学部ビジネス情報コース卒業。食品や雑貨の販売を経験後、OMO推進室(現・顧客政策推進室)へ。現在は顧客データやお客様アンケートを分析。結果をもとに、各店の現場担当者と連携して改善施策を推進する。
※組織に関する記載は、2025年12月現在の情報です。
RECRUITING SITEINTERVIEW WITH STAFF #11

顧客政策推進室
顧客化推進部
カスタマープログラム・
CRM企画
2020年入社 Y.I.
大阪府堺市出身。商学部ビジネス情報コース卒業。食品や雑貨の販売を経験後、OMO推進室(現・顧客政策推進室)へ。現在は顧客データやお客様アンケートを分析。結果をもとに、各店の現場担当者と連携して改善施策を推進する。
※組織に関する記載は、2025年12月現在の情報です。
My
core
values
01 / My core values
阪急阪神百貨店に入社を決めた理由
大学のゼミでは、スマホゲームを続けている人の特徴をテーマに、アンケートデータを集めて分析していました。仮説を立てて検証し、数字から人の行動や気持ちを読み解いていくプロセスがおもしろく、「データを扱う仕事がしたい」と思うようになりました。
ただ、データの仕事が本当に自分に合うのかは、実際にやってみないと分からないという不安もありました。その点、阪急阪神百貨店には、売場のマネジメント、バイヤー、催事企画、EC販売などさまざまな仕事があります。データ分析専門の会社も選択肢にありましたが、将来的に自分に合ったフィールドを見つけていけそうだと感じ、入社を決めました。


My
work I do
02 / The Work I do
現在の仕事内容
顧客政策推進室で、顧客データやお客様アンケートをもとに、売場改善から販促施策まで幅広く担当しています。メインとなるのは、阪神梅田本店・博多阪急の顧客データやお客様アンケートでいただいた声を分析し、購買体験の満足度や課題を明確にする業務。現場担当者と定期的にミーティングを行い、「売場では実際なにが起きているのか」を一緒に確認しながら改善につなげます。たとえば、お客様の声をもとに机のぐらつきを見つけて修繕したり、きなこがこぼれやすいとの意見を受けて包装を見直したり。複数のデータを照らし合わせ、売場面積の調整などに役立てることもあります。
一方で、高槻阪急スクエア・川西阪急スクエアの顧客政策では、より顧客を増やす視点でデータを活用します。どの層にアプローチするか、どんな販促やアンケート施策を打つかを検討し、店舗の成長をサポートします。現在は自社アプリのクーポン機能の表示フォーマットや効果検証の仕組みづくりなど、運用基盤の整備も進めています。

03 / My daily schedule
1日のスケジュールについて
出社
分析・
資料作成
ミーティング用の資料を作成。難しい分析結果も、次に何をすれば良いかが一目で分かるよう、シンプルにまとめます。
ランチ
ミーティング
店舗担当者や社内関係部署と打ち合わせ。具体的な課題や改善案を共有します。
分析・
資料作成
ミーティング
退社
The job
that launched
my career
04 / The job that launched my career
私が“花形”になった仕事
印象に残っているのは、ある店舗の担当者の方と一年間取り組んだ改善プロジェクトです。お客様からいただいたご意見を整理し、気になる点を確認するために何度も売場へ伺いました。それまでは本部でデータをまとめてお渡しすることが多かったため、現場の方とここまで密に連携するのは初めてでした。
定例ミーティングでは、「どこに課題があるのか」「何を優先して直すべきか」を丁寧に話し合いました。小さな改善の積み重ねを続ける中で、お客様満足度の数値にも変化が表れ、売場の印象が少しずつ良くなっていくのを感じました。
プロジェクトが一段落した頃、担当者の方が「本当に助かった。感謝している」と話してくださっていたと、人づてに聞きました。本部の仕事はお客様と直接やり取りする機会が少ないので、現場の方の言葉は大きな励みになります。数字の分析を入り口にしつつ、売場に寄り添うことで初めて生まれる成果がある。そう実感できたプロジェクトでした。

05 / My future challenge
これからチャレンジしたいこと
売上はもちろん大切ですが、それだけではお客様のロイヤルティや、長くお付き合いいただけるかまでは見えてきません。こども向けイベントやカルチャー講座のように、その場の売上は大きくなくても、参加後の来店頻度や購買額が伸びることがあります。こうした「気持ちの動き」や「将来的な価値」をデータで示していくことが、これからの百貨店には欠かせないと感じています。
阪急阪神百貨店を含むエイチ・ツー・オー リテイリンググループには、百貨店だけでなくスーパーなどもあわせ、貴重な顧客データが蓄積されています。今後は、その整備や分析の仕組みづくりに携わりつつ、数字と現場の両面から提案できる人材をめざしたいと考えています。
将来的にはグループ全体のデータ活用にも挑戦したいです。お客様の体験をより良くするために、データでできることを少しずつ広げていきたいと思っています。
百貨店のデータ分析は、数字だけを見る仕事ではありません。現場の方と連携しながら、お客様の声や体験を理解し、「どうすればもっと喜んでいただけるか」を考えることが大切です。
店には多様なお客様が訪れ、活用できるデータは膨大です。豊富なデータを使って、自分の提案をカタチにする。そんな経験ができると思います。興味のある方は、ぜひ一緒に挑戦してみませんか。
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