INTERVIEW WITH STAFF #18

地域とともにある百貨店
博多で、愛される売場をつくる

博多阪急
婦人ファッション営業部

2010年入社 M.T.

千葉・大阪・福岡で育ち、九州の大学を卒業。2010年、博多阪急オープンの一期生として入社。食器やこども靴などの販売を経験したのち、営業企画や広報などにも携わる。現在は婦人ファッションとイベントスペースの企画・運営を担当している。

※組織に関する記載は、2025年12月現在の情報です。

My
core
values

01 / My core values

阪急阪神百貨店に入社を決めた理由

博多で百貨店を
一からつくると聞いて。

学生の頃は公務員も選択肢にありましたが、地元のパン屋でのアルバイトが楽しく、接客業にも魅力を感じていました。毎週同じ時間に来られるお客様に「今日はこれですよね」とお声がけすると笑顔が返ってくる。そのやりとりが好きで、人と関わる仕事もいいなと思うようになりました。

そんなとき、大学で阪急阪神百貨店の説明会があり、博多阪急オープン一期生としてお店づくりに関わる人を募集しているとのこと。中学生時代を大阪で過ごしていたので、本店のにぎわいはよく知っていました。その百貨店が博多で新しくスタートすると知り、自分も立ち上げに関われるかもしれないと胸が高鳴りました。

My
work I do

02 / The Work I do

現在の仕事内容

博多で育ててもらった店を、
今度は私が育てる番。

博多阪急でヤング婦人ファッションを担当しています。売上管理や売場レイアウト、イベントスペースの企画・運営、取引先さまとの商談など、業務は多岐にわたります。

地元の方に加えて九州各地からもお客様が訪れるため、地域に寄り添う姿勢と、百貨店らしいトレンド発信の両立が欠かせません。

そんな土地の伝統あるお祭り「博多祇園山笠」で店長が台上がりに選ばれたことは、一生忘れないと思います。台に上がれるのはごく限られた方だけ。地域に受け入れられた実感が湧き、胸が熱くなりました。

博多阪急には、若いスタッフにも任せてくれる風土があり、店長のOKが出ればスピード感を持って挑戦できます。私も博多で育ててもらったこの店を、今度は自分が育てていくつもりで、日々売場づくりに取り組んでいます。

03 / My daily schedule

1日のスケジュールについて

出社

(遅番の出社時間、早番の時は通常9時30分出社。) 遅番の日。メールや社内連絡を確認し、その日の売上状況やイベントの進行をチェックします。

商談・
ミーティング

お取引先様との打ち合わせや、社内での情報共有。新しい企画の相談や、売場の課題の振り返りを行います。

休憩

売場チェック
スタッフ
フォロー

フロアを回り、ディスプレイや在庫の様子を確認。スタッフと立ち話をしながら、気づいたことを共有します。

レジ締め

閉店作業

退社

(早番勤務の際は18時退社。)

The job
that launched
my career

04 / The job that launched my career

私が“花形”になった仕事

「お買い物」を、
あきらめなくていいように。

コロナ禍で博多阪急も店を閉めざるを得なかった時期に始めたのが「御用聞き」というサービス。以前から、外に出られない方や、子育て・身体の事情で来店が難しい方のお力になれないかと考えてきたことを、チームで思い切って形にしました。チャットアプリにご連絡いただくと、用途やご予算を伺いながら商品をご提案し、必要に応じてリモートショッピングにつなげます。

小さなお子さまがいて外出しづらいお母さまからのご相談。季節の贈り物を大切にされている方で、「自分では探しに行けなくて」とお困りでした。お好みを伺って候補をお送りすると、「こんな商品があるとは知りませんでした」と喜んでくださり、行事のたびに頼っていただけるようになりました。

車椅子で移動が難しいお客様には、複数売場の商品を一か所に集め、その場でお会計まで完結できるよう対応したこともあります。

来店が難しい状況でも、百貨店だからこそできる寄り添い方があります。お客様の願いを少しでも叶えられる、この仕事に誇りを持っています。

05 / My future challenge

これからチャレンジしたいこと

地域の魅力を掘り起こし、つなぐ売場に。

福岡や九州の方と一緒に、新しい取り組みに挑戦する機会をもっと広げていきたいと考えています。博多阪急で働くなかで、まだまだ知らない地元の魅力がたくさんあることに気づきました。つくり手の思いや、その土地ならではの背景までしっかり伝えられるよう、イベントや売場をとおして丁寧に紹介していきたいです。
日々の業務に追われていると、どうしても目の前のことだけに意識が向きがちになります。でも、お店がこれからも地域の方に愛され続けるためには、「ここでしか出会えないものは何か」を立ち止まって考える時間が必要です。

百貨店は商品を並べるだけでなく、人と人、人と地域をつなぐ場でもあります。私たちだけが楽しい企画ではなく、お客様にもお取引先様にも「博多阪急に来てよかった」と思っていただける取り組みを増やしたい。九州各地からわざわざ博多まで足を運んでくださる方も多いからこそ、その期待に応えながら、地域とともに成長していける売場、そして店をめざします。

My future challenge

就活生にメッセージを!I have a message for you

博多阪急は、地元のお客様との距離がとても近いお店です。仲間もあたたかく、困ったときは自然と声を掛け合える雰囲気があります。
阪急阪神百貨店には、全国採用のほかに九州エリア限定採用があります。

福岡や九州に根ざして働きたい方にとって、お客様に喜んでいただくために挑戦できる、やりがいのある環境です。博多でキャリアを積みながら、一緒にお店を育てていけたらうれしいです。

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