INTERVIEW WITH STAFF #15

いったん離れて、
やっぱり戻ってきた場所

神戸阪急
神戸スタイル2営業部

2010年入社/
2024年カムバック入社 N.K.

奈良県奈良市出身。メンズ・婦人服・ベビー用品の販売や安全対策部、店舗企画部など多様な業務を経験。エイチ・ツー・オー リテイリングに出向し、行政のプロポーザル案件にも携わった。2022年に一度退職するが、カムバック制度を利用して2024年に復社。現在は神戸阪急で、子育て・ライフスタイルカテゴリーのマネジメントを担当。

※組織に関する記載は、2025年12月現在の情報です。

My
core
values

01 / My core values

阪急阪神百貨店に入社を決めた理由

この人たちとなら
気持ちよく働けそう。

就職活動のスタートが遅く、自己分析も企業研究も十分ではなかった頃。名前を知っていて、仕事のイメージがなんとなくつく会社をとにかく受けていました。

阪急阪神の選考で印象に残っているのが、バッグを売れそうな順に並べるグループワーク。「いま体験してもらったのがバイヤーの仕事です」と面接官が説明してくれました。学生を選別するためだけでなく、仕事のイメージを持ってもらうことを大切にしている姿勢が伝わり、うれしかったのを覚えています。説明会や面接で出会った社員の方々も驚くほど感じがよく、「この人たちとなら気持ちよく働けそう」という直感が、最終的な決め手になりました。

My
work I do

02 / The Work I do

現在の仕事内容

子育て世代の日常に、
一番近い売場。

神戸阪急で、子育て・ライフスタイルカテゴリーのマネージャーを務めています。子ども服やキッチン・うつわ売場の売出し計画の策定、スタッフのマネジメントが主な業務です。

神戸阪急には、かつての神戸そごう時代から働くメンバーが多く、そごうと阪急の文化がほどよく混ざり合った独特の空気があります。華やかさと親しみやすさの両方があり、駅からのアクセスもよく、地元の暮らしに寄り添った提案がしやすいお店だと感じています。

担当しているフロアはギフトニーズが高く、スタッフが集めてくれたお客様の声をもとに、商品担当と品揃えやイベントを企画するのも大切な役割。日々の接客で生まれる小さな気づきを売場づくりに反映していく。その積み重ねが、子育て世代の毎日に寄り添う売場につながっていくのだと思います。

私は一度退職しましたが、会社の「カムバック制度」を利用して戻ってきました。退職から5年以内であれば、原則として当時の社員区分や資格を引き継いで再雇用してもらえる制度です。お客さまもスタッフも人の温かさにあふれた職場であること。それが、戻ってきた何よりの理由でした。

03 / My daily schedule

1日のスケジュールについて

出社

遅番の日。事務所でメールチェックや前日の売上・数値の確認。店頭に出る前に、一日の動きを整理します。

店頭へ

担当売場のメンバーなどと情報共有。フロアの様子を見ながら、必要に応じて接客に入ります。

休憩

事務所の同僚や売場メンバーと食堂へ。プライベートの話も交えながら、ざっくばらんに話せる時間。一人でいても「ここの席、空いてるよ」と声をかけてくれる、あたたかい職場です。

デスクワーク

定例
ミーティング

再び
店頭へ

夕方以降は、お客様の動きも変わってきます。フロアの状況を見つつ、スタッフとコミュニケーションをとります。

閉店業務・
退社

The job
that launched
my career

04 / The job that launched my career

私が“花形”になった仕事

人に支えられ、
人と成長してきた。

売場から本部まで、多様な業務を経験してきました。その延長線上にありながら、これまでとは質の違う挑戦になったのが、エイチ・ツー・オー リテイリングの経営企画室で携わった「千里中央公園活性化プロジェクト」。公園という公共空間をどう育てるかを考える、スケールの大きな取り組みでした。

事業者選定の最終プレゼンでは、30分の発表をひとりで任されることに。参画企業の思いも詰まった企画を背負い、重圧に戸惑いながら、誰もいない会議室で声に出しながら何度も練習を重ねました。いざ本番。聞き手のうなずきや笑顔に励まされ、最後まで話しきれた瞬間、ひとつ成長できたという手応えを感じました。実施事業者に選ばれたときの喜びは、いまでも鮮明に覚えています。

もうひとつ忘れられないのが、以前勤務していた千里阪急で出会ったお客様に、偶然立ち寄った阪急うめだ本店で声をかけていただいたこと。短い時間でも、自分との関わりを覚えていてくださったことがとにかくうれしくて。

どちらの経験も、人に支えられ、人と成長してきた私のキャリアを象徴するものだと思っています。

05 / My future challenge

これからチャレンジしたいこと

お客さまもスタッフも、
ひとを大切にし続けるマネージャーでありたい。

これまで、安全対策部や店舗企画部など店頭から離れた仕事も経験してきましたが、そのたびに"現場を知ること"の重要性を実感してきました。お客様と直接向き合う店頭こそ、百貨店の原点だと思います。
そして、その店頭を日々つくり続けてくれているのがスタッフです。だからこそ、たわいもない話も含め、日頃からしっかりコミュニケーションを取るようにしています。

一見ささいな相談や雑談のなかにこそ、大事なサインや改善のヒントが隠れているから。気軽に声をかけてもらえる関係性が、良い売場づくりの第一歩だと思っています。
これからも、お客様にとって心地よい売場であることはもちろん、働く人にとっても「ここで働けて良かった」と思ってもらえる場所であり続けられるように。マネジメントスキルを磨きながら、日々の仕事に向き合っていきます。

My future challenge

就活生にメッセージを!I have a message for you

私がこの夏たくさん通った大阪万博で学んだ三ヶ条。「ためらわない」「あきらめない」「油断しない」。これは仕事や生活、就活にも通じる考え方だと思っています。
気になる会社があればためらわず飛び込むこと。すぐにうまくいかなくても、あきらめず思いを伝え続けること。

そして決めつけず、目の前の人や出来事にまっすぐ向き合い、油断せず準備を怠らないこと。
就活は、正解より"自分の好き"と出会っていく時間。少しでも心が動いたら、その直感を信じて飛び込んでみてください。

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