INTERVIEW WITH STAFF #17

自分の「らしさ」で、
当社営業インフラを強く・元気にしたい

業務運営推進室
ロジスティクス運営推進部
ロジスティクス企画

2018年入社 R.M.

学生時代は家庭教師やブログでの執筆などをライフワークにしつつ、大阪市長とのディスカッションイベントに参加するなど、積極的に自分の考えや意志を発信する経験を重ねる。阪急阪神百貨店に入社したあとは、婦人ファッション分野で営業部門の仕事を経験したあと、エイチ・ツー・オー リテイリングへ出向した。2024年より復社して現職に至る。

※組織に関する記載は、2025年12月現在の情報です。

My
core
values

01 / My core values

阪急阪神百貨店に入社を決めた理由

もしかしたら、
ルーツは家庭教師。

学生時代を振り返ると、ひとつだけ意識的に心掛けていたことがあります。「相手にとって自分が提供できる価値は何か」を考えて活動することです。たとえば、個人で行っていた家庭教師。生徒を教えていた時間と同じくらい、お母さんと話すことにも時間を使っていました。ご家族全員がより前向きにお子さんを支援できるようになれば良い循環が生まれ、成績も上がるはず。私が感じるお子さんの長所、短所など余すことなく共有し、時には親御さんの子育てに関する相談(雑談)もざっくばらんに行いました。最初はこのようなスタイルに驚かれるお子さんやお母さんたちでしたが、だんだん「今後も長くあなたに頼みたい」と言われ、気づけば最長で3年10か月のお付き合いになったところも。私の仕事に対するスタンスである「半分は私自身がいなくても大丈夫なように循環する仕組みを作る。一方でその根幹で、あなたじゃなきゃダメだと必要とされる自分でいたい。」も、この家庭教師の経験で培われたかもしれません。

阪急阪神百貨店への入社を決めた理由のひとつも「自分の色(カラー)を発揮して貢献できそうだ」と感じたからです。「地元の大阪で働く」「生活インフラ要素がある」「BtoCビジネス」という軸で就職活動をしていました。さらに阪急阪神百貨店は電鉄ルーツでありながらも、小売・流通業のみでホールディングス企業として確立している点にも惹かれました。

My
work I do

02 / The Work I do

現在の仕事内容

物流改善で百貨店を変える
第一人者へ。

ロジスティクス運営推進部に所属して、物流関連の業務改善施策の企画と推進、今後における戦略の構想などを担当しています。立場は社内コンサルタントに近いかもしれません。物流に掛かるコストの適正化を実現するべく、向こう2〜3年のロードマップを描き、自動化・省人化など改革・改善ができるポイントを探す。複数の選択肢があるときには会社に対して客観的な情報を示しつつも、「こうありたい」という担当者としての意思も表現する。現在は当社物流の全体像が少しずつ見えてきたところです。

ロジスティクス最適化はグループ全体でも重要なテーマです。百貨店のみならず、エイチ・ツー・オー リテイリングの役員や事業責任者など様々な立場・役割の人たちがロジスティクスセンターを訪れ、現状実態、課題、今後の方向性について現場を見ながらディスカッションを私たちと共に行います。ときには2時間半くらい話し込むことも。そんな私が目指すのは、物流・ロジスティクス改善の第一人者です。いかに目標を定め、スケジュールや体制をつくり、プロジェクトを推し進めるか。日々の業務を進めるにあたっては、エイチ・ツー・オー リテイリングに出向したときに得ることができた様々な経験を活かしています。そして、主要事業会社がグッと成長してこそグループ全体もさらに発展するものと信じています。

03 / My daily schedule

1日のスケジュールについて

出社

フレックス勤務なので始業時間は日によって変わります。忙しいときは朝早くから仕事。基本、夜型ではありません。

会議・
MTG

社内、3PL協力会社、取引先など相手はさまざま。建設的な議論とスピーディな意思決定などベストなファシリテーションを心がけています。
※3PL(スリーピーエル)協力会社とは、物流業務を包括的に委託されているパートナー企業のこと

昼食

サウスオフィスにいるときは梅田へ。淀川LC(ロジスティクスセンター)なら野田近辺のおいしいお店に行きます。

資料作成・
現場視察

会議に必要な資料をつくりつつ、施策や計画実行のためのインプットやアウトプットをしています。

退社

The job
that launched
my career

04 / The job that launched my career

私が“花形”になった仕事

母校との協働で鍛えられた、
仕事を進める力。

エイチ・ツー・オー リテイリングに出向していたとき、やり切る大切さと大変さを肌で感じられた仕事があります。神戸大学とエイチ・ツー・オー リテイリングの協働取組みです。当時、大学側が持つ空調の特許技術を活用した阪急阪神百貨店内でも実証実験を行っていました。当社側は「ぜひ技術を導入したい」。神戸大学は「本学とのJV(ジョイントベンチャー)設立含む産学連携取組み案件にしたい」。当社グループ内でもまだ珍しかった産学連携による大型事案でした。当時所属していた部署はこのようなオープンイノベーション事案を担当しており、また、私が大学のOBだったという不思議な縁もあってか、本件の担当を任されました。大学側との交渉、社内経営層への上申、決裁手続き、広報・法務・財務など社内各部門との連携など、限られたスケジュールで取り組むべきことは膨大。自らの力不足を痛感しながらヘロヘロになりました。そして立上げフェーズを終えたとき、当時の上司や役員から「よくやり切ったなあ」と評され、なんとも感慨深い気分になりました。「ヘロヘロになりながらも自分の色(カラー)を持ち続けて最後まで走り抜けて、会社の新たな一場面に貢献できた」と思えたからかもしれません。

ここで経験した仕事を進める力は、社内共創スペース「うめラボ」の活性化取組みでも役に立ちました。社長×新入社員イベント、学校や企業とのコラボなど、いろいろな企画を立てて実行し、社内共創文化の土壌づくりを行う。すべての仕事はひとつの線でつながっていることを実感していく時間でした。

05 / My future challenge

これからチャレンジしたいこと

これからのロジスティクスに、
私の色(カラー)でどう貢献するか。

ロジスティクスを軸に阪急阪神百貨店・H2Oグループの成長に貢献したいです。営業インフラにおける現状把握や課題整理を行うなかで改善・改革のポイントを見つける。そのうえで、「新たに拡大するもの」、「現状のレベルを維持するもの」、「発展的解消として縮小するもの」を考え、会社の意思決定や合意形成に関わっていく。そして決まった様々な事案を着実に推進する。若い年次から会社の意思決定に携われるのも阪急阪神百貨店の魅力だと思います。今後、私自身もさらに成長しなければいけません。

エイチ・ツー・オー リテイリングの経営企画に出向していたときも、地域移動支援やコミュニティ活性化の取組みにおいて、経営陣への上申や社内部門への連携・巻き込みを進める中で何度も挫折を経験しました。小手先のロジックだけでは足りません。仕事を進めるためにはどのような準備とマインドセットが必要か。そのうえで、自分の「らしさ」をどう表現していくか。これからも果敢にチャレンジしていきたいと思います。

My future challenge

就活生にメッセージを!I have a message for you

阪急阪神百貨店はひとことで言うと、本当にいろいろなことを経験できる会社だと思います。まさに仕事も百貨。私も色々な部署で様々な経験をすることができました。振り返って思うのは「まずはいったんやってみよう」というスタンスが大切だと思います。

きっとそのほうが自分の新しい可能性や考え方に気づけるのでは、と思います。もしかしたら阪急阪神百貨店は、まだ見ぬ自分に出会いたい方、想像以上の多様な経験を得たい方にピッタリな環境かもしれません。そんな皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

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